WordPressは優れたウェブサイトプラットフォームです。

しかし、サイトを運営していく上で、サイトスピードが遅いという問題に直面することがあります。WordPressを高速化した状態を維持していないとSEOに悪影響を及ぼし、検索順位を落とす可能性が十分にあります。WordPressを高速化する方法は全く難しくなくて、大抵の場合プラグインを入れるだけで解決します。

 

この記事では、アメリカの大学で学んだ知識を元に、どうやってWordPressを高速化することができるかについて解説してあります。

なぜWordPressを高速化する必要があるのか?

・2000年から2016年にかけて、人間の集中力は平均で12秒から8秒に落ちた

47%のユーザーはページが2秒以内にローディングされると予測している

1秒の遅れは、11%のPV、16%のユーザー満足度を減少させる

この統計の通り、近年ユーザーはローディング時間の長いウェブサイトに対して耐えられなくなってきています。ユーザーエクスペリエンスの期待値も高くなっているので、サイトスピードを高めることは必要不可欠になっています。

 

Googleはサイトスピードが重要だと公言している

またこれだけではなく、GoogleはサイトスピードがSEOにかなり関係することを公言しています。つまり、サイトスピードが遅いと、検索結果で上位に表示されることはほぼ不可能になっているということです。

 

 

WordPressのページスピードを測る方法

WordPressのサイトスピードを測る方法はいくつかあるので紹介します。

 

Page Speed Insight

一つ目はPage Speed InsightというGoogleのサービスです。このサイトではデスクトップ版でのスピード、モバイル版でのスピードの両方を測ることができます。近年はモバイルでのスピードが重要なのでそこに注目して見てみましょう。(Page Speed Insightのサイトへのリンクはこちらを参照)自分のサイトのURLを貼り付けるだけで終わります。

Google speed insight

 

GTmetrix

GoogleのPage Speed Insightの他にサイトスピードを測る手段として、GTmetrixというサイトがあります。このサービスはサイトを分析してくれた後、そのページのスピードを遅くしている原因を詳細に教えてくれます。日本語には対応していないですが、かなり便利なので使ってみましょう。(Gtmetrixのサイトへのリンクはこちら。)

Gtmetrix

 

サイト全体ではなくページ単位でもスピードを測る

上で説明したツールについてはサイト全体ではなくページ単位でも使うようにしましょう。Google Search ConsoleやGoogle Analyticsでどのページにトラフィックが集中しているかを調べて、そのページのスピードを改善しましょう。どのように改善していくかは今から解説していきます。

WordPressを高速化する方法

WordPressを高速化するやり方はいくつかあって、今回は15の方法をまとめました。

 

1 高速化されたテーマを使う

wordpress オススメ テーマ

WordPressテーマの中にはサイトスピードが速いものと遅いものが存在します。特に無料のテーマは有料テーマに比べるとスピードが遅くなりがちです。無料のテーマを使っている方はこれをきっかけに有料テーマに乗り換えてもいいかもしれません。

 

有料テーマを検討する必要もあるか?

先ほど言ったようにサイトスピードは検索順位に影響を及ぼします。これから紹介する他の項目はプラグイン等をインストールすることによって改善することができます。しかし、テーマの問題に関してはテーマを変える以外の方法では解決できません。無料テーマを使っている方はWordPressおすすめテーマの記事を参考にして有料テーマを検討してみましょう。(WordPressのテーマについて解説している記事はこちらのリンクをご参照ください。)

 

 

 

2 適切なサーバを選ぶ

テーマの他に考えなければならないのがサーバーの問題です。サーバーの性能が悪いとページスピードが遅くなる可能性が非常に高いです。さくらインターネット、ロリポップなどがありますが、おすすめはXserver(エックスサーバー)です。非常に安定していて、たくさんのユーザーが訪れても全く問題ありません。

 

3 不必要なプラグインを消す

Wordpress プラグイン

プラグインの使いすぎはサイトを重たくしてしまう原因の一つです。使っていない不必要なプラグインはすぐさまアンインストール(停止)しましょう。プラグインの入れすぎは、ミスマッチによる不具合などの原因にもなりかねないので、できるだけ少ない数に抑えておくことは鉄則です。(WordPressに必要なプラグインについてはこちらの記事を参照ください)

 

4 WordPressを頻繁にアップデートする

WordPressを頻繁にアップデートすることはサイトスピードを維持するためには不可欠です。私の使っているWordPressテーマであるGenesis Frameworkでは可能ですが、もし自動アップデートができるなら、自動でされることをオススメします。テーマ、プラグインを常に最新の状態にしておくことは重要です。

 

5 画像を最適化する

EWWW Image Optimizer

画像は意外にもサイトスピードを遅くする原因となりがちです。特にブログで画像を大量に貼って、記事を毎日のように更新していると、次第にサイトが重くなっていきます。画像を貼る際には、あらかじめリサイズを行うことをおすすめします。

大きい画像でも横幅720pxに抑えておくようにしましょう。

また画像をアップロードする際には画像を圧縮することをおすすめします。「EWWW Image Optimizer」というプラグインをインストールしましょう。アップロードする画像だけではなく、既存の画像についても圧縮してくれるので、かなりおすすめのプラグインです。インストールの詳しい方法はこちら

 

 

6 ホームページのロード時間を早くする

サイトの中でホームページは一番ユーザーが訪れる場所であり、そこのロード時間を短くしておくことはかなり重要です。スピードを早くするには以下を気をつけましょう。

・ブログ掲載本数を少なくする

・ウィジェット数を少なくする

・不必要なプラグインを消す

・シェアボタンなどを消す

 

7 キャッシュ系プラグインを導入する

WP Fastest Cache

キャッシュ系プラグインを活用することによって、サイトスピードがかなり早くなります。キャッシュ系プラグインには、「WP Super Cache」や「W3 Total Cache」などがありますが、この2つのプラグインは何かと不具合を起こしやすく、初心者には特に対処が面倒くさいものになってくるので、「WP Fastest Cache」をインストールすることを強くおすすめします。

 

WP Fastest Cacheでは不具合が起きない

このプラグインは一切不具合が起きず、かつサイトスピードを高めることができるので、絶対に導入しましょう。WP Fastest Cacheのインストールの仕方の記事はこちら

 

8 画像読み込みを遅延させる

普段のWordPressではページを開く際、最初に全ての画像を読み込みます。これでは時間がかかってしまいます。それを、スクロールで画像に近づいた時に読み込むようにするのが「BJ Lazy Load」もしくは、「jQuery Image Lazy Load」というプラグインです。

このようなプラグインを用いると、ページの前半部分しか読み込まれないので、ページの表示速度が上がります。

 

9 HTMLファイル/CSSファイルを圧縮

HTMLやCSSファイルなどのファイルの容量が多くなるとページスピードを落とす可能性があります。そこでWordPressのコード圧縮のプラグイン「Autoptimize」を使うことで、コードファイルを圧縮し軽くしてくれます。

 

10 下書き/リビジョンの削除

WordPressではリビジョンや下書きのファイルを毎回毎回勝手に保存する機能がついてます。記事を投稿した後は過去のリビジョンや下書きは必要ありませんよね?

Revision Control」もしくは、「Optimize Database after Deleting Revisions」のプラグインをインストールすることによって、保存するリビジョンの数を2つや3つ(何かミスがあった時に備えて)に抑えることができます。

 

 

11 動画をアップロードする際はYoutubeを使う

youtube logo

撮影した動画を直接WordPressにアップロードすることは可能です。しかし、直接アップロードするとページスピードをかなり遅くしてしまいます。したがって動画をWordPressに入れたい時は、一度Youtubeにアップロードしてから、それを埋め込む形をとってください。埋め込みURLをコピー&ペーストするだけで、アップロード可能です。

 

12 データベースを最適化する

WP Optimize」プラグインを使うことで、データベース(スパム、リビジョン、下書き、目次等)を最適化することができます。また「WP DB Manager」をインストールすることによって、データベースの最適化の時間帯を指定することによって定期的に行うことができるようになります。

 

13 サイトが重たい原因を探す

Gtmetrix

最後に自分のサイトスピードをツールを使って計測してみましょう。私のオススメは「GTmetrix」というツールです。このツールでは、サイトのURLを入れるだけで、自分のウェブサイトにどのような問題があり、サイトスピードを遅くしているかを知ることができます。その問題を一つずつ解決していくことで、サイトスピードを早くすることができます。

 

14 不必要なものは削除する

定期的にサイト内にあるコンテンツやプラグインを見て、不必要なものがあれば削除することは悪いことではありません。全く使っていないものを置いていても、それは勝手にロードされるので、サイトスピードを遅くする原因の一つになります。

投稿や固定ページを消した際には必ずリダイレクトすることを忘れないでください。

 

15 PHPのバージョンを最新にする

php

PHPのバージョンによって処理速度が変わるので、自分が使っているPHPが最新のバージョンになっているかサーバーにて確認することをオススメします。特に昔からレンタルサーバーを借りている方は一度確認してみましょう。Xserverの場合はこちらを参照してください。またロリポップの場合はこちらを参照してください。