WordPressのカテゴリーはSEO対策にはとても重要です。しかし、初心者ブロガーに限らず多くの方が勘違いやミスをしている部分でもあります。

カテゴリーを設定する場合に気をつける点がいくつか存在します。複数のカテゴリーに一つの記事を設定したり、タグとカテゴリーに同じ名前をつけることは検索エンジンを混乱させ、SEOに悪影響を及ぼします。またカテゴリーを適切に設定していないとユーザーエクスペリエンスを損なうことも忘れてはいけません。

 

残りの記事では具体的にSEOに効果的なカテゴリーの設定方法についてアメリカの大学で学んだ知識を元に解説しています。

カテゴリーの重要性

ユーザーと検索エンジンの両方にフレンドリーなウェブサイトを作ることがSEOにとって必要不可欠です。検索エンジンに評価してもらいやすいウェブサイトを作っていないと検索上位で表示されるには苦労します。カテゴリーを適切に設置することはその両方にとって有益に働きます。

 

①ユーザーにとって有益

ユーザーがホームページの情報を簡単に探すことができると期待してはいけません。かなりの確率で迷子になります。例えば、「英語に関するブログ」で100記事持っていたとします。ユーザーが「文法」に関する記事を探したいと思った時に、カテゴリーがないと、かなりめんどくさく時間がかかっていまいます。

この場合、文法に関する記事を全て自分で探す事はほぼ不可能なため、ユーザー体験がかなり損なわれます。カテゴリーを設置することで、ユーザーは自分が探している情報に関連したトピックの一覧を見ることができるので、自分では探すことができなかった情報により容易にたどり着くことができます。

ユーザーエクスペリエンス

 

②検索エンジン

例えば、「英語 スピーキング 上達 方法」と検索すると仮定します。ここで、ブログに「スピーキング」のカテゴリーを設置し、そこにスピーキングに関する記事を何本か入れておくと、Googleはそのカテゴリーに対し高い評価を下し、検索ランキングでそのカテゴリーを上位表示する傾向にあります。(近年のGoogleは専門性をより重視するようになったため、同じ系列の記事を同じカテゴリーに入れておくことはSEO的には極めて重要。)

 

 

何か他の関係ないサイトに1本だけ「スピーキング」の記事が属している場合を考えてください。カテゴライズされていない「スピーキング」単体の記事より、「スピーキング」のカテゴリーに入っている10本などの複数の記事をGoogleがより評価するというのは直感でもわかりますよね。

Googleはそれぞれのカテゴリーが何についてまとめられているかを理解することができるので、構造のしっかりとしたサイトをより評価する傾向にあります。

WordPressカテゴリーの設定方法

WordPressのカテゴリーの具体的な設定についてはこちらの記事を参照ください。かなり詳しく説明が書いています。今回のこの記事の趣旨と異なるのでそちらに関しては省かせていただきます。

 

ブログ記事のカテゴリーについて

サイト上に記事が30記事以下の場合はカテゴリーを設定しなくても問題ないです。SEOの専門家であるBrain Deanのサイトも記事はわずか30記事前後ですがカテゴリーが設定されていません。しかし、ほぼ全てのページが検索上位に表示されています。このビデオでもSEO専門家のNiel Patelが記事数の少ないサイトに対してはカテゴリーを設定しなくても良いと述べています。

複数のカテゴリーを設定しない

よく複数のカテゴリーにチェックを入れる人がいます。このような人たちは、「この記事はカテゴリーAにもBにもCにも含まれるから、ABCにチェックを入れてどのカテゴリーでもその記事を表示させよう」と考えます。これは絶対にやめてください。

 

WordPressのパーマリンク設定

WordPressのパーマリンク設定では、「サイト名/カテゴリー/投稿名」になっていると思います。(WordPressのパーマリンクの適切な設定についてはこちらの記事を参照。)

 

Googleからペナルティー扱いにされることも?

ここで、上の例のようにカテゴリーABCに一つの投稿を設定した場合、Googleに記事の複製と判断され、SEOに悪影響を及ぼします。最悪の場合、ペナルティを受けることもあります。投稿は必ず1つのカテゴリーのみに属させるように設定してください。また、全ての記事がいずれかのカテゴリーに分類されるようにして、カテゴリーに属していないページをなくすようにしてください。

 

カテゴリーの数をあまり増やさない

私はよく初心者ブロガーさんのコンサルをよくするのですが、カテゴリーの乱立をよく目にします。カテゴリーでかなり詳細に分けていて、一つのカテゴリーに1記事を入れているような状況をよく目にします。これはSEO上あまりよくありません。Googleは専門性を高く評価する傾向にあります。したがって、同じような分野の記事を同じカテゴリーに入れる方がいいわけです。Googleの専門性に関してはこちらの記事を参照。

カテゴリーとタグに同じ名前をつけない

カテゴリーとタグに同じ名前をつける人がいます。例えば、英語を教えるサイトを持っていた時に、カテゴリーに文法、タグにも文法が存在する場合です。

この場合、Googleはどちらを検索エンジンで上位に表示していいか判断できませんカテゴリーとタグに同じ名前をつけるのは避け、タグはカテゴリーとは別の角度から名前をつけるようにしてください。もしどうしてもカテゴリーとタグに同じ名前をつけたい場合は、タグのページをno indexにしましょう。そうすればGoogleが混乱することはありません。

ランディングページを工夫する

カテゴリーをまとめているページはそのカテゴリーからリンクが集まっているため、検索エンジンから高く評価されます。つまり、そのページには何らかのコンテンツが存在している方がより恩恵を受けます。

カテゴリーのランディングページには、下図のようにそのカテゴリーについての概要を少しまとめて掲載することをオススメします。ユーザーの中には、そのカテゴリーに詳しくない人もいることを忘れてはいけません。カテゴリーの説明にアンカーテキストを含ませ、ユーザーエクスペリエンスを向上させましょう。

カテゴリーの具体的な設定の説明

もし何も書いていないと、カテゴリーのページについた瞬間に直帰する可能性が大いにあります。そこまで長い文章を書く必要はなく、要約を書くレベルで十分でユーザーの直帰を防ぐことができます

パンくずリストを設置する

パンくずリストは、ユーザー、検索エンジン両方にとってフレンドリーです。(パンくずリストの説明はこちらのリンクへ)検索エンジンにはサイトの構造を伝えることができるし、ユーザーは現在自分のいるページを確認することができます。

 

先ほど述べたように、複数のカテゴリーにまたがる投稿はやめてください。

「サイト名/カテゴリーA/投稿Z」

「サイト名/カテゴリーB/投稿Z」

「サイト名/カテゴリーC/投稿Z」

このような時、パンくずリストで投稿Zはどこに所属するかという問題が発生します。

 

またパンくずリストは、ユーザーの離脱を防ぎます。パンくずリストをクリックさせることによって、別のカテゴリーにユーザーを送ることができます。パンくずリストを設置してSEOを改善しましょう。WordPressを使っている人は、Breadcrumb NavXTでパンくずリストの設定が可能です。

結論

ユーザーと検索エンジンの両方にとって、フレンドリーなサイトを作ることはSEOにおいて非常に大事で、カテゴリーはその二つに影響を及ぼします。カテゴリー設置はサイトの構造を伝える上で、特に検索エンジンに対して重要な役割を果たします。

また、タグとの使い分けも混乱しやすく、多くの人がSEOに見知らぬうちに悪影響を及ぼしています。皆さん、時間のある時にカテゴリーを効果的に設置してSEOを改善しましょう。

この記事が少しでも皆様のお役に立てたらなと思います 🙂