Uber 日本

Uberという配車サービスを聞いたことがありますか?

アメリカをはじめ多くの国では、当たり前のように日常生活で使われていて、タクシーより安く目的地まで車で送迎してもらうことができます。このような便利なサービスにも関わらず、日本では全く流行っていません。

この記事ではなぜ日本でUberが流行っていないのかについてアメリカと比較しながら解説していきます。

 

Uberとは?

Uber 日本

Uberとはウーバー・テクノロジーが提供するタクシーの配車アプリです。

通常タクシーに乗るときは手を上げなければいけないですが、Uberのアプリを使えば、自分の場所にドライバーが迎えに来てくれて自分の目的地まで連れて行ってくれます。Uberの値段はタクシーより安いため、アメリカや他の国ではかなり流行っています。

 

Uberはこの動画見たいな感じです。

日本でUberが流行らない理由は?

アメリカをはじめ海外で毎日多くの人に使われているUber。日本で流行らない背景にはどのような理由があるのでしょうか?

 

①白タクの違法

現在、東京ではUberを利用することができますが、呼べる車はタクシーに限られます。Uber Xというものが導入されると、一般人が運転する車に乗ることができるようになるのですが現時点ではまだ違法の扱いになっています。実際に2015年、福岡県ではUberのテスト期間として自家用車を使ってライドシェアが行われていました。しかし約3か月の間に国土交通省の指摘を受け、サービスの停止を余儀なくされました。

 

法律上ではUberは禁止

道路運送法上、タクシーの運転には許可証が必要で、許可証なしでは有償で行ってはいけないとされています。東京ではUberとタクシーが提携しているので問題ないですが、福岡県のテスト期間中にはドライバーが許可を持っていなかったため問題になりました。

 

②タクシー業界の断固拒否

Uber タクシー

先日Twitterでバズったツイートですが、日本のタクシー業界は断固としてUberを拒んでいます。彼らは自分たちの仕事がUberによって奪われると主張しています。一般人としてUberに登録してレビューを稼げば何ら問題ないと個人的には思うのですが、この動画の通り断固として反対を示しています。

 

 

Uberの方がユーザーにとってプラスでは・・?

Uberは迂回して余計なお金を取ることができないので迂回して余計にチャージするタクシー運転手の悪さを防いでくれます。またUberはレビュー性なので自分で運転手を選ぶことができるのでより信頼してライドシェアをすることができます。また一般的にUberの方がタクシーより値段が安いのでよりユーザーフレンドリーだと言えます。

 

タクシー業界の声

日本ではタクシー業界がUberに対してデモを行っています。やはり多くのタクシー運転手が自分の仕事がなくなるからといった理由でライドシェアに反対の意を示しています。

 

この騒動に対しての皆の見解は・・?

このタクシー業界の騒動に対しての皆の見解が興味深かったのでシェアします。

 

③既存業界>テクノロジー

日本 頑固

Uberは最新のテクノロジーが既存業界の反対によって導入できていません。

これには同じような例があります。

例えば、先日Twitterでバズった「ハンコを撤廃し、デジタル手続きに変更する」という話。Eサインを導入することによって無駄な作業が増え、業務の効率化が図れるはずであるのにハンコ業界の反発によって導入が先遅れになりました。

 

ハンコに関して皆さんの声をシェアします

 

④副業が完全に解禁されていない

副業 Uber

Uberが日本で流行らない理由の一つとして副業に対する抵抗感があるのではないかと思っています。最近副業が日本でようやく解禁されつつあるも、やはりまだ副業の解禁を許していない会社も少なくありません。この方針ではなかなかUberがもし解禁されたとしても流行ることは難しいと考えます。

 

副業禁止は少子高齢化を悪化させているのでは?

アメリカでは副業禁止は一切なく会社が終わってからも自分のビジネスをやる人も少なくありません。したがって会社が終わった後にUberドライバーとして働く人や休日にUberをしてお金を稼ぐ人が一定数います。

日本も副業を解禁すると少子高齢化を少し減速させることができるのではないでしょうか?日本で少子高齢化の原因の一つは出生率の低下で、それは子供を養うお金のない世帯が増加しているからです。

 

Uberによる世帯所得の増加

Uberを解禁することによってそのような世帯の収入を増やし、子供を安心して産んでもらうようなシステムを作るべきではないでしょうか?

日本は高学歴以外稼ぎづらい構造

今の日本は高学歴で大企業に入ったような人の給料が高く、そのような企業に入れない人の所得は高いとは言えない状況です。Uberが入れば学歴や能力がなくても、客に評価されるような接客ができる人であればお金を稼ぐことができる社会の実現に少しでも近づく可能性があります。

例えば僕がアメリカで昔乗ったUberのドライバーは1週間20万稼いでいると言っていました。アメリカは日本に比べて物価は高いですが、日本でもUber解禁するとそこそこの収入源になる可能性があります。

 

 

⑤安全面に対するリスクを取れない

Airbnb 法律

Uberのドライバーがタクシー運転手と違って一般人であることから、安全面を気にしていることも日本でUberが流行らない理由として関わっているでしょう。これはAirbnbが民泊法にひかかっていた時と似ている気がします。

アメリカでは誰でもUberドライバーになれるわけではなくてUberの審査に通った人のみがドライバーになることができます。そうすることによってある程度の運転手の品質を確保することができます。

 

レビューで安全面は保証できるのでは?

このようなリスクを回避するのがレビューではないのでしょうか?Uberではレビューが一定の数値を下回ると運転することができなくなります。したがってドライバーは必然的に安全運転を心がけるようになります。客はレビューが低い車を拒否することができるのでこういった制度はドライバーの質の向上につながります。

 

⑥日本は公共交通機関が発達している

日本 交通機関

日本はアメリカと違って公共交通機関がかなり発達しています。私が住んでいるロサンゼルスだとバスや電車の交通網はほとんど死んでいて車を持っていないと移動することができません。そんな中Uberがあると自分の好きな場所にいくことができるため、アメリカでは便利な交通手段として考えられています。

 

Uberは不要・・?

一方日本は交通機関がかなり発展しているためUberは不要と考えられているかもしれません。しかし日本にも交通機関が死んでいるような地域は必ず存在していてUberがそれを解決する可能性を秘めています。アメリカでもニューヨークのような超都会でもUberは使われていますし、国土がかなり狭いシンガポールでも普通に利用されています。

したがって交通機関が発達しているからといってUberを拒絶する必要はないと思います。東京や大阪でも普通にタクシーが使われているためUberを利用する層はかなり多いはずです。

タクシー業界の反対は日本だけじゃない?

Uber ヨーロッパ

実はタクシー業界の反対は世界でも起こっています。特にヨーロッパではそれが顕著で、大規模なデモやストライキが行われていました。ヨーロッパは意外かもしれませんがUberをあまり歓迎していません。

スペインを代表するヨーロッパのいくつかの国では今の日本と同様に許可証のある車(タクシー)に限ってUberが利用できるという風になっています。ヨーロッパのUber事情についてはこちらの記事を参照ください。

まとめ

Uberが日本で流行り、誰でも簡単に副業できる社会の実現が訪れてほしいものです。Uberによって確かにタクシードライバーの中には仕事を奪われる人がいるかもしれないけどこの新しいテクノロジーによって新しい仕事が生まれるのも事実です。ユーザーにとって利益のあるものが安価で使えるような社会が実現できるようになることを願っています。