タイトルを見てわかる通り、
“半数”
以上の学生が留学で失敗しています。
せっかくお金かけ留学に来ているから成功して帰りたいと意気込んで海外に来ますが現実はそう甘くはありません。留学で失敗しないためには先人がどうやって留学を失敗したか学ぶ必要があります。
留学での成功話ばかりで失敗談に目を向けない…?
— のすけ (@AmanoJackNoskay) April 23, 2019
この記事では実際アメリカに留学した私の経験談も踏まえて解説しています。
1 日本人どうしで固まる
留学するとどうしても日本人どうしで固まりがちです。私の経験上、半数以上の日本人学生が海外でも同じように固まって日本語しか話していません。私はアメリカカリフォルニア州のロサンゼルスに留学したため特に日本人が多かったためそのような現象をよく目にしました。
日本人としかつるまない日本人とつるむこと。西海岸でよく見かけました。
— Řízek (@god1_illuminati) April 23, 2019
典型的ですが「日本人同士でつるまない」ですかね。
私はもともと短期の予定でアメリカ来たので、日本人グループは避けていましたが、英語に関してはお陰様で伸びが早かったです。
私よりも先に来て日本人としか一緒にいない人たちは大変そうでしたね
— Maia 🇺🇸 California (@maiamianiya) April 23, 2019
付き合いはほどほどに
確かに日本人どうしで助け合うことも必要ですが、せっかくの海外生活なので日本人どうしの付き合いはほどほとで大丈夫です。私は実際、留学中日本人以外の友達ばかりいたので必然的に英語が上達する環境にいました。
私の経験上、日本人どうしでつるむ留学生と、他の人種の生徒とつるむ学生の間では英語力にかなりの差がついていたように感じます。また後者の学生は授業でもより積極的に発言できるなどの能力が身についていました。
注意:日本人を完全回避は良くないです。特に将来ビザの問題などに直面する方は日本人の知り合いを作りましょう。
困った時は助けてくれる
留学していると日本人は完全無視、相手にもしないような学生が出てきます。自分を磨くためにわざとそうしているとは思いますが個人的にはオススメしません。困った時なんだかんだで助けてくれるのは日本人です。特に現地で就職したい学生は日本人コミュニティーなどに積極的に参加して人脈を広げておくことをしておいたほうが良いでしょう。
意外かも知れないですが、日本人同士で会話しなさすぎて留学生向けの情報が無になる人がいます。学校からお金を貰えたりする機会があるのに知らなかったり、逆に留学生が故にボッタクられたりもするので特に長期留学生はお金も多額にかかるので日本人のコミュニティーも大切にして欲しいです。
— タカトビ@留学3年目🇺🇸 (@TAKATOBI_CEO) April 23, 2019
2 英語力がない状態で留学する
英語は留学してからやればいいという声をよく学生から耳にします。私の経験上これはマジで辞めたほうがいいです。海外に来る前にある程度できるようになってくることをオススメします。それは英語ができるようになってから学べることが多いからです。
現地に行けば英語どうにかなるっしょ
いいえ、努力無しではペーパー書けません
コミュニケーション無しではプレゼンできません勝手に身につく英語ももちろんあるけど、日々勉強が必要だと痛感しました
— aoaoダーウィン先生/モルさん (@aoaomiemie) April 23, 2019
留学の終わりに英語が上達
多くの学生は英語力が未完成のまま留学に行くため、英語が少し話せるようになるぐらいの段階で留学が終わります。留学はforeverではありません。限られた時間しかありません。留学中の時間をより有意義にするために日本にいるときから英語を話せるようにしておきましょう。
3 海外生活に慣れてしまう
留学に来た頃は、何もかも新鮮で留学生活がキラキラしていますが、3か月もすると割と慣れてしまいます。嘘のように聞こえるかもしれませんが、日本の家で暮らしているときと同じような感覚になります。
家と学校との往復
学校と家とを毎日往復していると、当たり前ですが「完全に慣れます」そのようなときは初心に戻って、「留学の目的は何?」と自分自信に問いただすことです。目標を達成するために小さな目標を設定し、それにチャレンジすることでまた新鮮な生活を取り戻すことができるでしょう。
4 一人で行動しない
留学中って案外一人で行動することが多いんです。余程のパリピや日本人で超固まっている学生でない限り、一人で行動している学生が多い印象にあります。特に留学生活に慣れてくると1日の半分以上は一人行動なわけです。
Lazyになる可能性
一人の時間が多くなると、自分をしっかり保つ能力が必要になってきます。大半の人はそのままlazyになって怠惰な留学生活を送ってしまいがちになります。実際私もこのような時期があり留学してから約半年~9か月後にこのような状態になっていました。
このような状態になってしまうと抜け出すのがなかなか大変になってくるため、留学中はなるべく一人の時間を減らし、有意義な時間をより多く過ごすことをオススメします。
5 資金不足
アメリカ留学だと資金不足が留学を断念する原因になることが多くあります。学部留学では2年生の短大から4年制の大学に編入を試みる学生がかなり多いですが、4年制の大学になると学費がかなり高くなるのも原因の一つです。
アメリカの値段はcrazy
公立大学のUCLAですら年間授業料だけで約500万、寮費や生活費を含めると年間1000万円弱の資金が必要になってきます。2年制のコミニティーカレッジで節約しようと思ってアメリカに来たとしても、なんだかんだでお金の出費は多いため4年制への編入を断念する方が多いです。
都会の大学を選んでお金足りなくなる人。田舎の大学は自分で調べないと情報がゼロなのでその人次第ですが、都会の大学だけを見て留学を諦めている人は本当に可哀想だと思います。メリットデメリットあると思いますが田舎なら学費や生活費はトータル1/2から1/4くらいになるのを知らずに諦めるのは残念。
— タカトビ@留学3年目🇺🇸 (@TAKATOBI_CEO) April 23, 2019
クレカは絶対必要
特にアメリカは物価が高く、留学生のバイトは禁じられているため、資金のない学生にとっては辛い環境です。私の住んでいるロサンゼルスでは家賃20万するところもザラですし(ルームシェアすれば安くなる)、長期留学をする場合は車も必要になってきます。クレジットカードは必ず余分に持って行きましょう。枚数が少ないと詰むことが多々有りますw
余計に出費は当たり前
留学に行く前は資金に関して念入りに計画を練りましょう。留学には余計な出費が必ず出てくるので、見積もり+αで考えておく必要があります。資金に余裕がなくなれば違法で働いたりする必要も出てくるので、勉学に集中できる環境ではなくなるでしょう。
一番の障壁はお金でした。。
私が感じたお金で気をつけるべきポイントは
・学生ビザ申請時に財産証明が必要。私の例(私大留学)では1年間の学費+生活費で800万円ほどの現金を通帳に入れた
・奨学金を前提で話は進めない。途中で打ち切られる可能性も視野に。
・お金を切り詰めすぎると精神が病む
— Taka🇺🇲シリコンバレーのとあるエンジニア (@engineer_jp_us) April 23, 2019
お金関係の続きです。。
・為替相場の変動に注意。円安だと米移住時に数百万単位で支出が増える。またローンの返済先が日本の場合、円高だと余計に返す必要あり。
・留学は色々とストレスがかかるので、発散のための交遊費などはケチらない方がいい。
こんな感じですかね。。
— Taka🇺🇲シリコンバレーのとあるエンジニア (@engineer_jp_us) April 23, 2019
僕が見た中で一番の理由は 資金が尽きた かなと思います。
コミカレから入って節約はしたものの4年制大学の学費が予想外に高く留学を断念。— shin_SanJose@Games (@shin5o5o) April 23, 2019
イギリス留学ですが、僕の場合は秋に大学が始まる前に語学学校とか夏のサマーコースとかを不安になっていろいろ取って、お金がかかったのがちょっと失敗でした。大学に入ってみるとアカデミック英語のサポートが無料で受けられるなど、留学生への支援がちゃんとしていました。
— のせ(写真)@ロンドン留学中 (@kskn_ns_photo) April 23, 2019
留学中に稼ぐ
留学中にお金をどうにか稼ぐ方法としてYoutubeとブログをおすすめしています。どちらも不労所得になるので長い目で見ておすすめです。話すのが得意で人前に出ても平気な方はYoutube、顔出さずにテキストで読者に情報を伝えたい方はブログを選びましょう。
6 天気が悪い
天気割と大事です。アメリカの中でも天気はかなり差があるので、前もって天気を調べておきましょう。例えば、私の住んでいるカリフォルニア州ロサンゼルスでは雨が1年中を通して全く降りません。一年中南国のような感じです。
天気によって鬱になるかも
一方ワシントン州シアトルなどでは1年中常に雨。年中日本の梅雨みたいな感じです。さらに冬には大雪が降ります。このような天気ではあまり外に出られなくなるので、鬱になる可能性も無きにしもあらずです。特に留学中はうまくいかないことだらけですので、このようなときに、外にも出れない日々が続くとなると気持ち的に落ち込んでいきます。
7 情報不足
留学エージェントの情報を鵜呑みにするのはよくありません。良い情報ばかりを得て海外留学するのは特におすすめしません(私はその張本人w)。例えばアメリカでは学卒で就職するのがとても難しいです。例え世界大学ランキング10位のUCLAを卒業したとしても学卒だった場合、就職するのはとても難しいです。
先人から情報を得る
就労ビザも抽選ですし、大学院卒業やPhDでない限りほぼ無理と言って過言ではないでしょう。このような生の情報を聞くためにもTwitterなどで現地に留学している先輩から積極的に情報を得ることをおすすめします。
何とかなるでしょという気持ちで留学に行く姿勢は別に否定しませんが個人的にきちんと良い情報、悪い情報を聞いて留学した方が時間と資金の節約になると私は思ってます。
8 自信を持たない
日本人留学生によくありがちなのが「自分に自信がない」こと。日本人の多くは完璧主義者なので間違いをかなり恐れます。英語学習においてはこれでは英語はあまり伸びないでしょう。間違ったって英語は意外に通じるんです。
声が小さいと英語では損する
問題なのが自信喪失により声が小さいこと。声が小さいと外国人には聞き取ってもらえません。間違いを恐れず、はっきりと大きな声で英語を話すことに慣れることが成功の一番の近道です。
9 現地に残りたいのかどうか
留学後、現地に残りたい場合はビザの計画をかなり前もって立てておくことをおすすめします。例えばアメリカ。現地に残りたいならアメリカで勉強する内容も変わってくるし、仕事を取るためかなり人脈を広げる必要もあります。
就職するための戦略
アメリカで現地に残りたい場合は専攻>大学名を選ぶのが定石。そのようなことを知らずに、UCLAなどで哲学などを専攻してしまうと現地就職が難しくなってしまいます。アメリカに移住したいかどうかによって留学の戦略も変わってくるので事前に経験者に教えてもらうのが吉です。
4大やカレッジでの専攻ですかね?
現地に残り働きたい組とただ漠然と英語だっ!ってなってる組ではその後アメリカに残りたいときに天と地ほどの差が生まれると思います。
ただ本当に勉強したい事がある人は仕事vs自分で専攻に悩むかも…— ぺーぺー (@Toms29943755) April 23, 2019
ネイティブですら、4大出ただけでは、希望の職に就くのは難しいです。院卒でちゃんとインターンして、その経験を履歴書に書いて、コイツ使えそうだからビザの面倒を見ても良いかなと思える実力をつけましょう。
— Tsumizuka (@kaz555wrc) April 23, 2019
学校にいく留学ではなく、広義の留学でという意味で、ビザの計画が甘いっていうのが一番大きいかつ根本的な原因かと思います。他には行動量が圧倒的に少なくて得るものが少ないなど…
— Akihiro Nomura (@nomura7777) April 23, 2019
まとめ
留学には失敗するための多くの罠が潜んでいます。実際アメリカに留学した私でもその一部にぶち当たりました。英語学習、留学、アメリカ留学について何か質問があればいつでもTwitterにて受けつけていますのでご連絡ください。