ブログの書き方は思っているより簡単ではありません。ブログの書き方を理解せずに記事を書いても思うように集客できずに多くの人がやめてしまいます。
ブログで失敗しないためには気をつけることがたくさんあります。ただ文字を書くだけではなく、キーワード選定、パーマリンク設定、ヘディングタグ設定などSEOにも気を配る必要があります。検索エンジン、ユーザーの両方に評価されてはじめてブログが多くの人に読まれるようになります。
残りの記事では、ブログ(雑記ブログでも特化ブログでも)を書く際に最低限やらなければいけない作業やコツについて解説しています。ブログ初心者の方は以下のSTEPに沿って記事を書いてください。
目次
STEP1: キーワード選定
まずはUber Suggestで自分のサイトに関連しているキーワードをチェックします。この時、ただ単にキーワードを探すのではなく、ロングテールキーワードを探していきます。競合性の低いキーワードを何個かピックアップしてください。
検索ボリュームが少ないことが気になる?
検索ボリュームが全く無いキーワードに対してブログ記事を書くことはやめましょう。検索結果で1位を取ったとしても誰も検索しなかったら意味は無いですから。検索ボリュームが多すぎても相手が強ければかなり厳しい戦いになるので注意が必要です。
アクセスが期待できるキーワードで書かないと検索されない
ライバルを避けてニッチすぎるのを狙うのも良くない。
ニッチ(ライバルが少ない)だけど検索ボリュームは多いのが美味しい
— かず丸 (@kazumaru003) January 7, 2019
上位に自分が入れそうか見てみる
競合性の低いキーワードをピックアップした後は、実際にGoogle検索に打ち込みます。そして、トップページに現れる競合サイトのタイトル、メタディスクリプション、記事を一通り見ます。ここで自分が記事を書いたらトップページ入りできると判断した場合、次に進んでください。もし、競合が強すぎて入れそうもないと思った時はまたSTEP1からやり直してください。
STEP2: 記事タイトルを考える
記事タイトル(H1タグ)を考えるときも先程と同様、ロングテールキーワードを意識してください。より具体的なタイトルを設定することをオススメします。例えば、「TOEIC700点向けのリスニング勉強方法」のような具体的なタイトルをつけましょう。
H1タグは検索エンジンに対して「ページの内容を記述する」タグなのでロングテールキーワードを用いてタイトルをつけましょう。
STEP3: パーマリンク
次はパーマリンクを設定します。英語で設定するかローマ字で設定するか諸説ありますが、私は英語で設定することをオススメします。パーマリンクとは、簡単に言うとURLのことです。統計によると、URLが短い方が、検索上位に表示されやすいことが示されています。WordPressユーザーにはおすすめのパーマリンク設定方法があるので、以下の記事を参照ください。
STEP4: ブログ記事の中の見出しをつくる
タイトル、リンクが決まったら、記事の構成を考えます。まずは記事の中に入れたい見出しを箇条書きにして書いてください。いきなり記事を書き始めるのは本当によくありません。文章全体の構造がぐちゃぐちゃになって、非常に読みづらくなります。
見出しを入れることで簡易的に記事構造を組み立てます。これによってどのような流れで書けばいいか整理することができます。見出しに自分の記事に関連するキーワードが入っているとより効果的です。
クニトミさんから@kuririn0465 見出しについての記事が出たよ〜✨
☑️h2見出しとh3見出しにちょっとキーワードをいれる
はやっていたけど、
☑️見出しを名詞で終わらせる
☑️見出しに数字をいれるはしらなかったΣ(´Д`)
次回からやってみよ〜📣 https://t.co/bBC3LW89pD— あず@ブログで月4万稼ぐフルタイムワーママ (@zubora_tsuma) January 8, 2019
STEP5: 記事を書き始める
ここでようやく記事を書き始めます。ユーザーにとって役に立つ、良質なコンテンツを書くようにしてください。イントロダクション、本文、結論で構成されるような記事を作りましょう。
注意しなければいけない点は、キーワードの検索意図を考えることです。「ユーザーはどのような情報を探しているか」を考える必要があります。記事の中身と検索意図がずれているとSEOに悪影響を及ぼしなかなか検索上位に表示されることはありません。
文字数は何文字が理想?
文字数はよく議論の対象になっていますが、キーワードやユーザーの検索意図によって変わってきます。文字が少ないと低質なコンテンツとGoogleからみなされ、SEOに悪影響を及ぼすので最低でも2000字から3000字ぐらいが理想です。
文字数は少ない方が良いですか?多い方が良いですか?と質問を貰うことはめちゃくちゃあるですが、ここで私が仮に「文字数は多い方が良い」と言ったとして、その通りにやっても上手くいかない。結果を出してる人は口を揃えて言います。「ユーザーにとってその文字数が適切かどうか」が一番大切だと
— SEOくん@月間34万PV (@Khayatoooo) January 6, 2019
記事の文字数はSEOに関係ないと、皆が言うのだけれど
その理論だと説明がつかない検索結果もある。文字数があると、アップ直後の順位もつきやすいし、弱小ドメインでも比較的上位表示にチャレンジできる。
— りゅうのすけ | SEOアフィリ (@nemurinokojirou) December 30, 2018
STEP6: CTAを含める
結論部分にCall To Actionを必ず含めるようにしてください。ユーザーは記事を読み終わった後、何をしていいかわかりません。記事を読んだ後に取るべき行動をユーザーに示す必要があります。
他の記事を読んでもらうのか、メルマガに登録してもらうのか、アフィリエイト商品をおすすめするのか電子書籍をダウンロードしてもらうのかなどユーザーへ行動を促しましょう。
【ブログの型】
①読者の悩みを提示(違ったら離脱される)
②結論→具体例→参考情報の目次
③h2,h3見出しごとに4〜6行書く
④CTA設置(読者の行動を促す)これで3,000文字くらいの記事ができます。
3,000文字も行かないなら、自分の知らないことなのでそもそも書くべきではない pic.twitter.com/FUGrlXvyBp
— 氷犬☃️ (@icedog_410) August 25, 2018
STEP7: 記事の編集
記事を書き終わったら編集に入ります。編集せずにそのまま投稿するのは絶対にやめてください。私はこの編集のSTEPにかなり時間をかけています。
日本語チェックを行う
まずは文章の全体の意味が通るように日本語をチェックしてください。この時、長すぎる文は2つに分割しましょう。ブログでは複雑な文構造ではなく、できるだけ簡潔なものが好まれます。また難しい単語を使うとユーザーエクスペリエンスが下がる傾向にあるので、できるだけ誰にでもわかるような口調で執筆することがおすすめです。
改行はかなり気をつける
次にやることは、改行を多くすることで、記事をユーザーにとって見やすくしてください。改行のない文章はほとんど読まれることはありません。仮にスマホで読まれることを想像してみてください。もし、長くて複雑な文章が敷き詰められていたら、誰も読む気にはなりませんよね?できるだけ4行以上の塊を作らないようにしてください。
ワードプレスの文章の書き方ですごく単純なのにわかってない人、めっちゃ多くて、150回は説明してきたんですが
・Enterだけの改行は段落替え
・Enter+Shiftの改行は改行
です。具体的にはEnterだけで改行すると
こんな感じになるけど
EnterShiftで改行すると
こんな感じで行間詰まるよ— タロウ@YouTuber・RAIZAPナウ (@syuty) March 3, 2018
アンカーテキストを含める
ブログに外部リンクや内部リンクを貼って記事どうしを繋げていきましょう。リンクを貼る時はキーワードをアンカーテキストにしてリンクを含ませると効果的です。ユーザーにとって不足している内容をリンクで補う必要があります。ユーザーにとって役に立つ記事を書いているという心を忘れないでください。
「効果的な被リンクの貼り方教えて下さい!」
って唐突なDMが来たので、
「<a href=”URL”>ここにアンカーテキスト</a>」
って送っておいた。たぶん答えになってるよね?
— 黒SEOの錬金術師 (@kuro_black_seo) December 23, 2018
外部リンクは効果的!
外部リンクは特にSEOにプラスなので積極的に使っていきましょう。外部リンクを貼ることによってブログの情報の信頼性が高いということをGoogleに示すことができたり、どういうトピックについて書いてあるか知らせることができます。
個人ブログ初心者は、外部リンク貼ると、『ユーザーが流れる事』を嫌うけど。
本当にユーザーの利益を考えると、自分のブログで手に負えないなら、他のサイトを紹介してあげる方が、ユーザーにもGoogleにも喜ばれると思う。
少なくとも僕の場合は、このSEO 対策が、かなり効いていると思います😊 https://t.co/67ZjdEDVvM
— ルゥク✨雑記ブログ運営中 (@LuQ_mini) January 5, 2019
画像と動画を入れる
文章をダラダラと読み続けているとユーザーは疲れてしまいます。画像を入れることで、ユーザーを飽きさせない記事を作りましょう。実際画像を貼ってあるページと貼っていないページの検索順位が少し異なるということもデータ上示されています。
動画を入れることも効果的です。ユーザーがコンテンツをより理解しやすくなります。特に若いユーザーは文字よりも動画を好む傾向にあります。ただし長すぎると見られない可能性があるので、2~3分が理想の長さです。
STEP8: カテゴリーを設定する
記事を終えたら、カテゴリーを使って記事を分類してください。1つの記事に1つのカテゴリーのみを設定しましょう。1つの記事を複数のカテゴリーにまたぐことは必ず避けてください。
STEP9: メタタグの設定
WordPressを使っている方はAll in One SEOまたはYoast SEO pluginをインストールしてください。これによって投稿画面下でメタタグが設定可能になります。
タイトルを設定する
検索結果表示用にタイトルを変更する場合は記事タイトル(H1タグ)から検索結果ページ用に変更してください。長すぎるタイトルはクリックされづらい傾向があるので。短めに設定しておくことをオススメします。32字以内が理想の文字数です。
SEOってそんなに難しいこと考えなくて良くて、
1.タイトルに狙ったキーワードを入れて
2.タイトルの文字数は32文字~35文字くらい以内におさえて
3.少なくとも自分がそのキーワードで検索した時に本当にほしい内容を書く
4.見やすく分かりやすく書く
まずはこれだけ意識したらいいからね。— ジュンイチ@ブログマーケッター&おっさんぽの人 (@Junichi_Santa) May 16, 2018
メタディスクリプションを設定する
次にメタディスクリプションを設定しましょう。メタディスクリプションは直接的にSEOには関係ないですが、間接的にSEOに良い影響を及ぼします。上手く設定することで検索結果からのクリック率を高めることができます。
記事を投稿した後はキーワードをトラックする
記事を投稿した後は、検索順位を見てリライトしてさらに順位を上に上げていく作業が必要になってくるためキーワードをトラックすることは不可欠です。
有能キーワードツールGRCを使う
GRCは、ボタン一発ですべての検索キーワードの順位を調査してくれます。直近の順位変化はもちろん、 過去の全ての順位変化も、グラフ表示で一目瞭然でわかります。実施したSEO対策の内容をGRCのメモ機能で記録しておけば、 順位グラフ上でメモを閲覧できます。その前後の順位変化から「検索順位がなぜ変わったのか」を視覚的にとらえることができます。
サクッと検索順位チェックならシークレットモードかSEOチェキで良いと思いますが、本腰入れてアクセスUPを狙うなら、やはりGRCは必須ですね。
あとはサーチコンソールも超大事。
どんなキーワードで記事が読まれているのかも日々確認しましょう。https://t.co/xiQhftpEiN— 小林亮平@プロブロガー (@ryoheifree) August 22, 2018
サチコとGRCがあれば、SEOに他のツールは必要ないね。ていうか、GRCを順位測定ツールとしてしか使ってない人は500%損してる。順位を眺めるのは単なる現状把握。実はその対策のヒントまで教えてくれるのがGRC。他の順位計測ツールでこれはできない。#GRCが神ツールである所以
— 黒SEOの錬金術師 (@kuro_black_seo) October 4, 2018
結論
ブログの書き方は簡単ではなく気をつけるところがいっぱいあるとわかったと思います。
ブログを始めたばっかりではまだドメインが新しくGoogleからの評価が低いので、検索ランキング上位に食い込むことはほぼ不可能です。したがって、最初は競合性の低いところで勝負しましょう。競合性の低い場所で勝てないと、どこでも勝つことはできません。重要なことは検索結果の最初のページに表示されることです。ロングテールキーワードを上手く活用しましょう。
ブログでどうやって稼ぐことができるかについては友達のにゃもさんが詳しく記事で解説してあるのでそちらを参考にしてみてください。